修理について

小鼓の修理

小鼓の修理

小鼓の革の構造は、鉄輪(かなわ)に仔馬の皮を巻いて縫い上げています。その後、裏の腰敷(こしき)に生地粉と砥粉(とのこ)と膠(にかわ)と漆を混ぜ合わせたもので下地を作り、その上に和紙を膠で何重か張り合わせます。2mmほどの厚さに仕上げたら最後に金箔を押して仕上げています。
長年打ち込んでいると、革の命と言われる振動を左右する腰敷に地割れが生じてきます。また表面の十六の漆が剥がれ、ひどいときは糸切れもします。こうなる前に早めに修理することをお勧めします。
鉄輪の縁縫いの千綴じが切れたり、中心の革が破れてしまうと修理は不可能です。新調するしかありません。腰敷のひび割れが浅いうちは補修にて、ひび割れのひどいものは一旦全て剥がしてから、再度上記の工程通り埋め直してから金箔押し仕上げを致します。納期は2ヶ月ほど掛かります。痛みの度合いにもよりますので、まずは現状を確認してからのお見積りになりますので、お気軽にご相談下さい。

参考

痛み程度の浅いものや金箔押しのみ(表革・裏革)30,000円~
腰敷埋め直し(表革・裏革)45,000円~

三味線・胡弓の革張替

何もしていないのに革が突然敗れることがあります。原因は湿気を含んだ革が、急に乾燥するために張力に負け破れます。保管方法として胴に和紙袋をかぶせ、さらにビニール袋で覆います。和紙袋は革に含んだ湿気を吸収して湿度調整し、ビニール袋は外からの湿気を遮断します。長時間使用しないで収納している時や、梅雨明け時、冬の乾燥が激しい時などは注意が必要です。適温、湿度が一定のお部屋などに収納するのが望ましいですが、なかなか難しい状況ですので、適度に風にさらす(使用する)ことが革には良い状態と言えます。
和紙袋の代用に桐板1,200円(税込)もございます。

和紙袋被せた状態

和紙袋被せた状態

桐板を挟んだ状態

桐板を挟んだ状態

革張は特殊な工具と熟練の技術により張り替えられます。日本の伝統的な和楽器が残っていくのは、こうした職人さんの技の継承により支えられています。

三味線・胡弓の革張替
三味線・胡弓の革張替
三味線・胡弓の革張替
革張替価格(税込) 表革 裏革 両面
長唄三味線 11,700円 9,720円 19,500円
地唄三味線 18,400円 15,200円 30,000円
胡弓 8,100円 8,100円 16,200円

当店の三味線・胡弓の革は全て犬皮で出来ています。猫皮(四つ革)は扱っていません。

※和紙袋の価格は三味線・胡弓のページ

琴糸張替・締め直し調整

琴糸張替・締め直し調整

当店持込が原則ですが、天理市内(詰所様)の方であれば取りに伺います。
手締めにより1本からでも承ります。

■13本全糸張替(糸代込み):10,800円(税込)
■1本張替(糸代込み):800円(税込)
■締め直し調整:5,400円(税込)

 

雪洞布張替

特豆 4,600円 2尺5寸 12,200円
特小 12,400円 3尺 15,200円
特中 15,500円 3尺5寸 19,000円
特大 20,500円 4尺 28,600円

全て1対の価格(税込)です。
特豆~特大は年に一度しか張替時期がございません。年末預かりで納期は翌年3月頃です。
2尺5寸~4尺は、納期約10日です。骨折れの新調は1本5,200円です(木地新調・塗り代含む)

太鼓塗替え

塗替え前

塗替え前

塗替え後

塗替え後

1尺8寸胴 2尺2寸枠太鼓・鉦鼓セットの塗替え参考例 527,900円(税込)

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電話:0743-62-0379
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